東京−京都の新幹線「こだま」について

東京から京都までは、のぞみで2時間15〜20分、ひかりで2時間40〜45分くらいです。
最も停車駅が多い「こだま」を利用すると、片道約3時間50分。
往復こだまを利用すると、計7時間40分新幹線に乗ることになります。

 

せっかく京都旅行に行くのに、のぞみとの時間差1時間30分(往復3時間)はもったいない気がします。
とは言っても、料金的には安く乗れる方法もある「こだま」。
ここでは、こだまに安く乗れる「ぷらっとこだま」について簡単にご紹介しましょう。

 

東京−京都を「ぷらっとこだま」で往復?

新幹線こだまの指定席に安く乗れる「ぷらっとこだま」。
安くなるチケットが少ない東京〜京都間でも、確かに往復ともこれを使うと料金はかなり安くなります。

 

「ぷらっとこだま」の料金は安い?

「ぷらっとこだま」の料金は、東京から京都へは通常期で片道10,500円
のぞみの指定席料金(14,170円)と比べれば、片道3,670円も安くなります。

 

片道単位ですが、もちろん往復で使うこともでき、のぞみ指定席と比べれば7,000円以上お得です。
しかし、お得な分だけ制限も多く、いくつか注意しなければならない点もあります。

 

 

ぷらっとこだまの注意点

・ネット・店頭で前日までに購入する必要がある。
・当日には購入できない。
・乗車する列車の変更ができず、変更が必要な場合は一度払い戻し。(手数料も注意!)
・途中下車・途中乗車ができない。
・乗り遅れても、後続列車の自由席も利用できない。(乗り遅れ時は切符を買い直し)

まだ他にもありますが、特に注意したいポイントはこのような点。
特に、事前に購入しなければならない上に、乗り遅れた場合に無効になるという点は注意が必要です。
乗り遅れてしまった時には、チケットは無効なので新たに正規の料金で買い直さなければなりません。

 

この条件でも、「のぞみ」や「ひかり」とそれほど所要時間が変わらない名古屋〜京都など、近距離区間であれば料金的なメリットがあります。
しかし、所要時間に1時間以上差がある東京からの場合はおススメできる手段ではありません

 

一応、東京から京都への設定もありますが、京都旅行に行くなら、やはり「のぞみ」や「ひかり」で往復して、その分ゆっくり観光した方がいいですね。
逆に、名古屋・浜松などから京都へ行く場合には、「ぷらっとこだま」はとてもおススメな方法の一つです。

 

新幹線ホテルパックは「のぞみ」利用でもっと安い!

なお、新幹線で往復し宿泊する方は、「ぷらっとこだま」より新幹線ホテルパックの方が安いです。

■ぷらっとこだま往復+宿泊(6,700円)の合計:27,700円
■新幹線ホテルパックの料金:こだま利用22,300円、のぞみ利用25,900円

「ぷらっとこだま」で「こだま」に乗った費用よりも、新幹線パックで「のぞみ」に乗った方が安いです。
新幹線ホテルパックで「のぞみ」に乗れば、往復3時間の移動時間も短縮することができます。

 

片道4時間近い「ぷらっとこだま」より、2時間15分の「のぞみ」新幹線パックの方が1,800円お得。
特に「こだま」に乗らなければならない理由がなければ、「のぞみ」でいいのではないでしょうか?

 

 

宿泊する方は、こちらの方がおススメです!

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東京〜京都なら「のぞみ」利用で約9,000円安くなり、「ぷらっとこだま」よりもお得です。